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執筆者の写真荘魯迅

年末に思ったこと

城の中の城であるグリーンルームで仕上げた第一弾の歌を公開いたしました。よかったらご覧ください。


家造りに専念するため、音楽や動画のソフトにはほぼ丸一年間触っていませんでした。


久しぶりに開けて、思いを記録しようとしてもうまく行くはずがない。それでも数十時間もグリーンルームに籠った末、どうにか音声が聴け画像も見られるようになりました。





しかし複数の友人から善意的な指摘があった。


「実物よりも老けて見えますが、どうにかできませんか?」と。

正直、初めての撮影結果を見てわたくし自身もびっくりした。毎日鏡で見慣れた自分の顔が、知らず知らずこんなにも老けてしまったとは……

そして自分に問い質さずにはいられない。


これはいったいカメラのせいなのか、自分のせいなのか? 

残念ながら答えは明らかに後者だ。


ならばどうする?

老けてしまったから、歌をやめるか?

否、

歌をやめる時は荘魯迅の命が終わる時。それはシンガーたる者の宿命なのではないか。


そう考えつつ、少しながら心が晴れた。

65になった自分が年齢相応に老けてみえることは自然の摂理。別にくよくよすることはない。

命あらん限り、荘魯迅は歌い続ける。

善意で建設的な意見や批評は、いつでも喜んで受け入れて改善に努めようと。


一方ネット上でよく見られた、他人の成すことを見当違いに罵倒したり中傷したりしながらこそこそ喜ぶのは卑怯至極なる行為として心から軽蔑する。

確かに見知らぬものから罵倒されると、誰もが傷つく。わたくしも例外ではない。でも謹んで告げたい:これ如きで、わたくしは決して、決して自分の動きを止めたりはしないことを。




そう、かつては大きな権力と向き合っても、愚鈍なるわたくしは自分を貫いてきました。そしてこれからも、昨日のブログに掲載した拙筆で書かれたように、「人の世は、いかに揺れても、我が道を」行く所存です。


日本に来て33年、ついに祖国にいた年月を越えたのだ。たくさんの友情に恵まれて、わたくしの心は感謝で溢れています。


これからも自由に歌い、自由に文筆活動をさせていただきます。わたくしはそもそも、万人向けのシンガーや文筆家になろうと思ったことはありません。しかし全身全霊で歌い、書いているなら、たとえ少数でもわたくしと同じ感覚を持って受け入れてくれる人がいれば幸せだと思います。



「枯葉のように」もそうです。幼い時に親しんだ古代ギリシアの吟遊詩人や70年代アメリカのカントリーソングの流れを汲んで、素朴な言葉で作り、半ば即興的に歌いました。聴いてくださった方々、そいて動画撮影に協力してくださった友人たちに心より感謝を申し上げます!


2022年も、変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。




動画を見る↓

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